■目視観測
氷海展望塔オホーツクタワーの目視観測は、海面上約24.5mの3階展望テラスにおいて実施していました。 紋別市から受託された「オホーツクプログラム構想促進事業」において海氷観測を行っておりました。気象庁の「海氷観測マニュアル」に従って観測をしておりました。
写真-1 観測場所
■流氷分布図の作成
流氷分布図は、本来、オホーツクタワーに設置した流氷レーダーを用いて作成しておりましたが、経年劣化が激しく、観測範囲が3km程度と著しく狭くなってしまったことから、紋別市が維持管理している大山山頂のドップラーレーダー(紋別市)の一般公開されているレーダー解析図を用いることとしました。
図-1 エクセルマクロ メインメニュー
図-2 解析フローチャート
図-3 ドップラー解析図取り込み
図-4 流氷分布トレース
図-5 流氷分布図
■ドップラーレーダー
標高334mの紋別山(通称:大山)山頂付近(北緯44.34°, 東経143.32°)に設置されたドップラーレーダー(北海道大学低温科学研究所所有→紋別市)によるオホーツク海沿岸の海氷と雪雲エコーの最新画像です。
写真-2 ドップラーレーダー